TOP > 【9】心理的な原因の改善方法 > 【9】心理的な原因の改善方法
▼メニュー
Archives
記事一覧

【9】心理的な原因の改善方法

【9】心理的な原因の改善方法


先ほども述べましたが、不眠症の原因として、圧倒的に多いのが、精神的・心理的な悩みやストレスです。男性においては仕事面やそれに関する人間関係。女性においてもプライベートや恋人・配偶者、職場の人間関係が原因になっている場合が多いようです。


心理学に「マズローの5段階欲求」というものがあります。人間には5段階の欲求が存在するという解釈です。詳細は省きますが、大まかに説明すると、


1.「自己実現の欲求」……富や充実、自己実現を求める欲求

2.「自我の欲求」……独立心や自尊心を求める欲求

3.「社会的欲求」……愛情や集団的な所属を求める欲求

4.「安全・安定の欲求」……安全や安定を求める欲求

5.「生きる上での生理的欲求」……水や空気などの生きるために必要な欲求


の5つとなり、下から最も重要かつ原始的な欲求となります。


睡眠自体、一番下の生理的欲求に含まれますので、物理的、身体的なことが原因で睡眠がとれない場合、それは非常に危機を要しますが、精神的、心理的なことが原因で睡眠障害が起きている場合は、3と4が原因となっている場合が多いようです。


例えば3の社会的欲求の場合は、家族や配偶者からの愛情が感じられない、また職場などの集団的な所属
を感じられないことが原因で、なかなか寝付けない。4の安全・安定の欲求は、何かが原因で金銭的に逼迫していて、明日からの生活が危ぶまれて、それがストレスとなりなかなか寝付けないなどです。


急を要する場合は、やはりドリエル等の睡眠薬の服用は効果的ですが、間違えてはいけないのは、睡眠薬は決して「命綱」ではなり得ないということです。特にドリエルの場合、薬品として、依存性の成分は含有されていませんが、精神的にそれに依存することは、改善薬でない以上、解決に結びつかないことは明白でしょう。


それぞれに思い当たられる原因がおありかも知れません。それが人間関係のものなのか、はたまた金銭的なものなのか解りませんが、得てして症状を訴えられる方の中には、「イヤな上司がいてどうしようもない」「妻や夫が聞いてくれない」「お金がない」など、既に諦められていらっしゃる方が多いのも事実です。


ただ、それが原因であることには違いありませんので、一時的には睡眠薬を使用されるにしても、中長期的には、それらと「しっかりとコミュニケーションをとっていく」前提で、例えば「上司と会話してみる、転職する」「妻や夫と会話する。拉致があかない場合は離婚も考える」「金銭を得られる方法を複数考えて、継続的にアプローチする」など、そちら自体への改変も、視野に入れて進めて行かれることが、不眠症の改善としては賢明でしょう。